第4講 if文(もしもボックスの世界)
第3話 ×をしない限り合否判定を続けるアプリ
実行画面が
各教科の点数をキーボードから入力して下さい。
出席番号=1
国語=58
社会=62
数学=69
理科=52
英語=65
合計点=306
出席番号1番は合格

出席番号=2
国語=25
社会=32
数学=15
理科=7
英語=6
合計点=85
出席番号2番は不合格

出席番号=

となるアプリ例
//以下C#を始めるためのお呪い
using System;
using System.Collections.Generic;
using System.Linq;
using System.Text;
using System.Threading.Tasks;
//以上C#を始めるためのお呪い
namespace a //初心者はお呪い=決まり事と思い一切気にしない
{
  class Program //初心者はお呪い=決まり事と思い一切気にしない
  {
    static void Main(string[] args) //私は社長だ。
    {
      int a, b, c, d, e, g; //a:国語 b:社会 c:数学 d:理科 e:英語 の得点 g:5教科合計得点
      int s = 1; //出席番号
      for (;;)
      {
        Console.WriteLine("各教科の点数をキーボードから入力して下さい。");
        Console.WriteLine("出席番号={0:d}", s);
        //以下各教科得点入力
        Console.Write("国語=");
        a = int.Parse(Console.ReadLine()); //キーボードからaの値を取得
        Console.Write("社会=");
        b = int.Parse(Console.ReadLine()); //キーボードからaの値を取得
        Console.Write("数学=");
        c = int.Parse(Console.ReadLine()); //キーボードからaの値を取得
        Console.Write("理科=");
        d = int.Parse(Console.ReadLine()); //キーボードからaの値を取得
        Console.Write("英語=");
        e = int.Parse(Console.ReadLine()); //キーボードからaの値を取得
        //以上各教科得点入力
        g = a + b + c + d + e; //合計点算出
        Console.WriteLine("合計点={0:d}", g); //合計点表示
        if (g >= 300) Console.WriteLine("合格"); else Console.WriteLine("不合格"); //合否結果の表示
        Console.WriteLine();
        Console.WriteLine();
        s++; //出席番号を増加させる。
      }
    }
  }
}

次の課題です。
出席番号1〜40について、100以下のランダムデータを発生させて、
実行画面が
各教科の点数をキーボードから入力して下さい。
出席番号=1
国語=42
社会=68
数学=35
理科=1
英語=70
合計点=216
出席番号1番は不合格

出席番号=2
国語=25
社会=79
数学=59
理科=63
英語=65
合計点=291
出席番号2番は不合格
    ・
    ・
    ・
出席番号=39
国語=29
社会=94
数学=49
理科=84
英語=8
合計点=264
出席番号39番は不合格

出席番号=40
国語=22
社会=11
数学=18
理科=14
英語=15
合計点=80
出席番号40番は不合格

(ランダムデータは毎回変わります。)

となるソフトを作って下さい。

100以下の整数のランダムデータを発生させるには
     Random
r = new Random(); //乱数系列の生成
と宣言しておいて
       a =
r.Next(100) + 1;
等とします。
(本来
     Random r = new Random(); //乱数系列の生成

     Random r = new
System.Random(); //乱数系列の生成
ですが、
ピンクの部分を省略して良いのは、
プログラムコードの冒頭に
using System;
と書いてあるからです。
System.Random()の「System.」は「Systemの」という意味ですが、
System.を省略しても、
冒頭のusing System;によってSystemを使うよと、コンピュータに教えていますので、
「Systemの」Random()であることがコンピュータにはわかるわけです。
ただ、
     Random r = new System.Random(); //乱数系列の生成
と記述しても間違いではありません。)

r.Next(100)は100未満の整数をランダムに発生させます。
1加えてあるのは、100以下にするためです。
rは変数名の禁則を犯さなければ何でも大丈夫です。
基本は、
     Random 乱数系列の名前 = new Random();
です。
書籍やサイトによっては、
     Random
c_Random = Random();

のような書き方をしていますが、
本サイトでは変数名などは基本1文字またはローマ字を採用します。
c_Randomのような書き方をしてしまうと、
初心者はc_Random自体に意味があると思ってしまうからです。
ここは乱数の名前であり、
他の乱数と区別できれば良いのであって、
それ以上の意味は一切ありません。
尚、
     Random r = new Random(); ; //乱数系列の生成
はfor文の中に入れてしまうと、
039
すべて同じ得点になってしまいます。
乱数(正確には疑似乱数)といっても発生する順番は決まっているからです。
for文の中に入れておくと、
       Random r = new Random() ; //乱数系列の生成
の度に初期化され、
同じ順で数値が発生してしまうからです。
ですから、
     Random r = new Random(); //乱数系列の生成
はfor文の前に置いて下さい。
では皆さん頑張りましょう。


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