第7講 ポインタ
第8話 3次元配列で行ったことを1次元配列で行う!
011
(前半はf()が3次元配列で行い、後半はg()が1次元で行う)を実現するプログラム例
#include<stdio.h>
#include<stdlib.h> //malloc()を使うためにインクルード
void f(); //3次元配列による処理
void g(); //1次元配列による処理
int main() {
  f();
  printf("\n"); //改行
  g();
  return(0);
}
void f() {
  int i, j,k;
  //3次元配列の用意
  int ***a = (int ***)malloc(sizeof(int **) * 3);
  for (i = 0; i < 3; i++)a[i] = (int **)malloc(sizeof(int *) * 4);
  for (i = 0; i < 3; i++) {
    for(j=0;j<4;j++)a[i][j] = (int *)malloc(sizeof(int) * 5);
  }
  //データ作成
  for (i = 0; i < 3; i++) {
    for (j = 0; j < 4; j++) {
      for(k=0;k<5;k++)a[i][j][k] = 20 * i + 5 * j +k+ 1;
    }
  }
  //データの表示
  for (i = 0; i < 3; i++) {
    for (j = 0; j < 4; j++) {
      for (k = 0; k < 5; k++) {
        if (a[i][j][k] < 10)printf(" %d ", a[i][j][k]);
        if (a[i][j][k] >= 10)printf("%d ", a[i][j][k]);
      }
      printf("\n"); //改行
    }
    printf("\n"); //改行
  }
}
void g() {
  int i,j,k;
  //1次元配列の用意
  int *a = (int *)malloc(sizeof(int) * 60);
  //データ作成
  for (i = 0; i < 60; i++)a[i]= i + 1;
  //データの表示
  for (i = 0; i < 3; i++) {
    for (j = 0; j < 4; j++) {
      for (k = 0; k < 5; k++) {
        if (a[20 * i + 5 * j + k] < 10)printf(" %d ", a[20 * i + 5 * j + k]);
        if (a[20 * i + 5 * j + k] >= 10)printf("%d ", a[20 * i + 5 * j + k]);
      }
      printf("\n"); //改行
    }
    printf("\n"); //改行
  }
}



ところで、ポインタってどういう意味だかわかりますか。
英語で書くとpointerです。
それを辞書で引くと、
『指すもの』や『指し棒』という意味だと出てきます。
パワーポイントでプレゼンするときにポインターや指し棒を使って、
説明しますね。
pointerをカタカナ表記するとしたら本当はポインターですよね。
しかし、−を付けない書き方がIT業界や理系の世界では多いようですね。
ポインタと書いていますが、プレゼンで使うポインターと同じです。
指し棒の代わりにレーザー光線を当ててポイントしますね。
ポインター(ポインタ)は指し示すものという意味を持っています。
でも何を指し示しているのでしょうか。


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