第6講 同じことの横縦の繰り返し(2次元ループ)
第2話 なぜ縦横と呼ばず横縦なの?
vc++
同じことの繰り返し(1次元ループ)によるプログラム例
#include<iostream>
#include<stdlib.h>
#include<ctime>
using namespace std;
int main(){
  int i,w;
  srand(static_cast<unsigned int>(time(0)));
  for(i=0;i<10;i++){
    w=rand()%100;
    if(w<10){
      cout<<"0"<<w<<" ";
    }
    else{
      cout<<w<<" ";
    }
  }
  cout<<endl;
  for(i=0;i<10;i++){
    w=rand()%100;
    if(w<10){
      cout<<"0"<<w<<" ";
    }
    else{
      cout<<w<<" ";
    }
  }
  cout<<endl;
  for(i=0;i<10;i++){
    w=rand()%100;
    if(w<10){
      cout<<"0"<<w<<" ";
    }
    else{
      cout<<w<<" ";
    }
  }
  cout<<endl;
  for(i=0;i<10;i++){
    w=rand()%100;
    if(w<10){
      cout<<"0"<<w<<" ";
    }
    else{
      cout<<w<<" ";
    }
  }
  cout<<endl;
  for(i=0;i<10;i++){
    w=rand()%100;
    if(w<10){
      cout<<"0"<<w<<" ";
    }
    else{
      cout<<w<<" ";
    }
  }
  cout<<endl;
  for(i=0;i<10;i++){
    w=rand()%100;
    if(w<10){
      cout<<"0"<<w<<" ";
    }
    else{
      cout<<w<<" ";
    }
  }
  cout<<endl;
  for(i=0;i<10;i++){
    w=rand()%100;
    if(w<10){
      cout<<"0"<<w<<" ";
    }
    else{
      cout<<w<<" ";
    }
  }
  cout<<endl;
  for(i=0;i<10;i++){
    w=rand()%100;
    if(w<10){
      cout<<"0"<<w<<" ";
    }
    else{
      cout<<w<<" ";
    }
  }
  cout<<endl;
  for(i=0;i<10;i++){
    w=rand()%100;
    if(w<10){
      cout<<"0"<<w<<" ";
    }
    else{
      cout<<w<<" ";
    }
  }
  cout<<endl;
  for(i=0;i<10;i++){
    w=rand()%100;
    if(w<10){
      cout<<"0"<<w<<" ";
    }
    else{
      cout<<w<<" ";
    }
  }
  cout<<endl;
}

同じことの横縦の繰り返し=2次元ループによるプログラム例
#include<iostream>
#include<stdlib.h>
#include<ctime>
using namespace std;
int main(){
  int i,j,w;
  srand(static_cast<unsigned int>(time(0)));
  for(i=0;i<10;i++){
    for(j=0;j<10;j++){
      w=rand()%100;
      if(w<10){
        cout<<"0"<<w<<" ";
      }
      else{
        cout<<w<<" ";
      }
    }
    cout<<endl;
  }
}
2つを並べると、横縦の繰り返すの方がずっとすっきりしています。

普通、横と縦をいうとき縦横と表現します。
本講義では意図的に逆にしています。
日常生活では、
横の並び初心者
縦の並び基礎
列と表現することが多いわけですが、
数学の世界やプログラミングの世界では、
横の並びvbaを行、
縦の並び2次元ループを列といいます。
横の並びと縦の並びループ処理があるとき、
行列と呼びます。

本講義で縦と横の並びを縦横と呼ばずに横縦と呼んでいる理由の1つは、
行列と対応させるためです。
実は、逆にしているのはもっと本質的な理由があります。

行列(横縦)の意味を理解していただくために、
次のようなプログラムを組んでみましょう。
実行すると、
C言語
難しいので、ヒントを書いておきましょう。
int型の箱を3つ用意して、
そのうちの1つは、累積を数える数を入れる箱とします。

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