第5講 for文を理解しよう
第3話 キーボードから値を取得する
キーボードから値を取得して第2話の解答をより普遍的なプログラムに変更しましょう。
まず、文字を取得するには
import java.io.*;
public class A{
public static void main(String args[]) throws IOException {
BufferedReader a = new BufferedReader(new InputStreamReader(System.in));
String s;
s=a.readLine();
System.out.println(s);
}
}
実行画面例
実行ボタンを押したらキーボードから7の入力しましょう。
解説
ピンクの部分は、文字をキーボードから取得するときに必要なお呪いだと思ってください。
そして、紺は全体で最初のラインにaという名前をつけるためのお呪いだと思ってください。
s=a.readLine();がaという名前のついたライン(a.readLine();)に書いてある内容を文字型変数sに入れなさいという命令です。
ライン上のデータは、数字7であっても文字の7として扱われます。
(同じ7でも文字の7と整数の7をコンピュータは別のものとして扱うのです。
これは私が学んだプログラム言語(BASIC、パスカル、C言語、C++、Visual Basic)すべてに共通です。)
ですから、
import java.io.*;
public class A{
public static void main(String args[]) throws IOException {
BufferedReader a = new BufferedReader(new InputStreamReader(System.in));
int s;
s=a.readLine();
System.out.println(s);
}
}
とすると、
(以降画面は、コマンドプロンプト画面で例示)
とエラーしていまいます。String型の内容を無理にint型変数に入れようとしたという意味です。
では、文字である7を整数型=int型に変換するにはどうしたらよいでしょうか。
Integer.parseInt(a.readLine());とすればよいのです。
衣Integer.parseInt()を着せてやると()内のものが、整数型に変換されます。
import java.io.*;
public class A{
public static void main(String args[]) throws IOException {
BufferedReader a = new BufferedReader(new InputStreamReader(System.in));
int s;
s=Integer.parseInt(a.readLine());
System.out.println(s);
}
}
これで、キーボードから得た文字7が整数型に変更され、int型変数sに収納されました。
import java.io.*;
public class A{
public static void main(String args[]) throws IOException {
BufferedReader a = new BufferedReader(new InputStreamReader(System.in));
int s;
System.out.print("初項=");
s=Integer.parseInt(a.readLine());
}
}
として、実行し5を入力すると
となります。
では皆さん、
初項5、末項305、公差3と入力すると、その和15655を求めるプログラムを考えましょう。
これは
5+8+11+・・・+305
を求める計算です。
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