第2講 フィールド=変数を理解しよう1
第4話 変数の足し算
変数は、足し算をしたり引き算をしたりすることも、加工することもできます。
より威力を発揮するのは、文字を扱う場合より数を扱う場合ですが、
第4話から第6話では、文字の場合で考えます。
文字の場合でも、変数はかなり便利であると実感できると思います。
例えば、コード(=ソース=プログラムの文章)を次のように変更してみましょう。
コンパイルしてプログラムを実行する前に、
このソースだと実行画面がどうなるか予想することにしましょう。
下のソースから、実行画面を予想できますか。実行画面は、30行下に示します。
public class A{
public static void main(String args[]){
String a1,a2,a3,a4,b1,b2,x1,x2,x3,x4,x5;
a1="太郎";
a2="千里";
a3="次郎";
a4="美香";
b1="は";
b2="で";
x1="明るく";
x2="元気";
x3="誠実";
x4="前向き";
x5="忍耐強い";
System.out.println(a1+b1+x1+x2);
System.out.println(a2+b1+x2+b2+x5);
System.out.println(a3+b1+x3+b2+x2);
System.out.println(a4+b1+x4+b2+x5);
}
}
実行画面
どうですか。
予想通りでしたか。
学習が進んでいけば、この文字の足し算を利用して性格診断テストを作ることも可能です。
性格占いも後で作ってみましょう。
さて、皆さんソースをいろいろいじって、いろいろな性格パターンを作って遊んでみましょう。
遊びながら、楽しみながら学習を進めることもプログラミングの学習では大切です。
ところで、3行目
String a1,a2,a3,a4,b1,b2,x1,x2,x3,x4,x5;
に注目して下さい。
Java言語の場合、このようにしてまとめて変数の宣言ができます。
a1,a2,a3,a4,b1,b2,x1,x2,x3,x4,x5は、すべて文字型(String型)変数であると宣言しています。
VBあたりでは、このような簡略な宣言はできず、
次のような面倒なものになるのとは対照的です。
Dim a1 as String,a2 as String,a3 as String,a4 as String,b1 as String,b2
as String,x1 as String,x2 as String,x3 as String,x4 as String,x5 as String
Java言語の特徴の1つは、簡略に表現できることです。
第3話へ 第5話へ
VB講義へ
VB講義基礎へ
vc++講義へ第1部へ
初心者のための世界で一番わかりやすいVisual C++入門基礎講座
初心者のための世界で一番わかりやすいVisual Basic入門基礎講座
初心者のための世界で一番わかりやすいVBA入門講義(基礎から応用まで)
初心者のための VC++による C言語 入門 C++ 入門
基礎から応用まで第1部
初心者のための VC++による C言語 入門 C++ 入門
基礎から応用まで第2部
初心者のための
VC++による C言語 入門 C++ 入門 基礎から応用まで第3部
初心者のための Java 入門 サイト 基礎から応用まで第1部
初心者のための Java 入門 サイト 基礎から応用まで第2部
初心者のための Java 入門 サイト 基礎から応用まで第3部