第4講 メソッドすなわち関数を理解しようその1
第5話 複数の引数
答えは、関数に何個でも値を送ることができるです。
複数の引数にするには、例えば関数を次のようにします。
public static int f(int x,int y)
とします。
では2つの引数を送って、その和を求めるプログラムを考えてみましょう。
コード例
class x{
public static void main(String args[]){
System.out.print ("5と8の和は");
System.out.println(f(5,8));
}
public static int f(int x,int y){
return(x+y);
}
}
実行画面
では今度は積を求めるプログラムを考えてみてください。
解答例は30行下。
コード例
class x{
public static void main(String args[]){
System.out.print ("5と8の積は");
System.out.println(f(5,8));
}
public static int f(int x,int y){
return(x*y);
}
}
実行画面
では次に2つの文字データを送り、それを合体して返すプログラムを考えましょう。
コード例
class x{
public static void main(String args[]){
String a,b;
a="太郎は";
b="プログラムの天才だ。";
System.out.println(a);
System.out.println("と");
System.out.println(b);
System.out.println("を合体すると");
System.out.println(f(a,b));
}
public static String f(String x,String y){
return(x+y);
}
}
では次は、引数を3つ送り、最初の2つの送り値は加えて、それに3つめの送り値を掛けて戻すプログラムを考えてみましょう。
コード例
class x{
public static void main(String args[]){
System.out.print ("(3+5)×6=");
System.out.println(f(3,5,6));
}
public static int f(int x,int y,int z){
return((x+y)*z);
}
}
引数と戻り値の演習は、if文・for文・while文などを学習した後、
再び考えることにします。理由は、ifなどがあった方がいろいろと面白いプログラムが組めるからです。
ところで、今まで親分が子分を呼び出す場合しか例示していませんが、
実は子分が子分を呼び出すことができます。
つまり、子分が子分に命令を出すこともできるのです。
次話から何話か掛けてその具体例を見た後、
最後関数の独立性とは何なのか、やはり具体例を作って説明していきたいと思います。
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