第6講 配列の学習
第1話 配列とは?
学習が進むと、魔方陣自動生成ソフトや
数独(ナンプレ)自動生成アプリに挑戦することになっています。
これらのソフトやアプリでは、変数が非常にたくさん出てきます。
特に、魔方陣自動生成ソフトにおいては、
変数は数百個から数千個も出てきます。
変数が数千個も出てくるとしたら、
int x1,x2,・・・・;
と宣言するにしても大変です。
実は、配列を使うとこの問題が簡単に解決します。
配列とは、添え字付き変数で、
配列もx[1]のように使いますので、
x1と宣言するのと大して変わらないとお思いになるかも知れませんが、
宣言もとても簡単ですし、
なによりもfor文が使えるという大きなメリットがあります。
配列の宣言は次のようにします。
int x[10];
これで10個の変数が宣言できたことになります。
x[0],x[1],x[3],x[4],x[5],x[6],x[7],x[8],x[9]
の10個です。
うっかりすると、x[10]=5; などとしてしまいそうですが、
これはエラーします。
int x[10];
と宣言するとき、最後の添え字は9なのです。
では、次のようなコードを組んでみて下さい。
#include<iostream>
using namespace std;
void main(){
int x[10];
for(char i=0;i<10;i++){
x[i]=i+1;
}
for(char i=0;i<10;i++){
cout<<x[i]<<" ";
}
cout<<endl;
}
すると、実行結果は
となります。
では、実行結果が
となるようにするにはどうしたらよいですか。
答えは30行下。
解答例
#include<iostream>
using namespace std;
void main(){
int x[10];
for(char i=0;i<10;i++){
x[i]=2*i+2;
}
for(char i=0;i<10;i++){
cout<<x[i]<<" ";
}
cout<<endl;
}
では、発生させるデータを
1桁のランダムな整数にするにはどうしたらよいですか。
答えは30行下。
#include<iostream>
#include <time.h>
using namespace std;
void main(){
srand(time(NULL));
int x[10];
for(char i=0;i<10;i++){
x[i]=rand()%10;
}
for(char i=0;i<10;i++){
cout<<x[i]<<" ";
}
cout<<endl;
}
さて、次話への課題です。
配列を2つ用意して、
2つの配列について
足し算、引き算、かけ算を行い表示させるプログラムを考えて下さい。
つまり、実行結果が
(上図は画面の一部)
となるプログラムを考えて下さい。
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