第4講 for文に挑戦しよう
第1話 繰り返し処理の導入その1

第3講第5話において、学習が進んだ段階で簡易電卓作りをすると予告しましたが、
簡易電卓作りをするためには、いくつか学習しておかなければならないことがあります。
すでに文字のところで1回出てきていますが、
w=w+aやw=10*wなど自分自身に代入するとどうなるかとか、
If文などについて理解しておく必要があります。

for文を学習する中でw=w+aやw=10*wについて学び、
第5講でif文を学習します。そして、第6講で簡易電卓作りに挑戦します。
また、第7講では4次魔方陣(魔方陣については魔方陣の研究参照)作りに挑みます。

さて、プログラム言語の学習において一番大事な学習は、
for文とif文の学習です。
実は、for文とif文さえあれば、
どんなプログラムでも組めることが証明されているからです。
もう、7,8年前でしょうか。
IBMのスーパコンピュータ・ディープパープルがチェスの世界チャンピオンを破りました。
その複雑なプログラムも、
実写と区別のつかないCGのプログラムもif文とfor文があれば組めるのです。
私は、VBAで様々な魔方陣プログラムや数独問自動生成ソフトを開発していますが、
これらのプログラムの基本は、やはりfor文とif文なのです。

したがって、大変大切な学習ですので、しっかり身につけましょう。


例えば、1+2+3を計算させるプログラムを組むにはどうしたらよいでしょうか。
実は、次のようなプログラムコードを書けば出来ます。
int w;
w=0;
w=w+1;
w=w+2;
w=w+3;
textBox1->Text=w.ToString();

それでは実際にソフトをつくって本当に正しく計算されているか、
確かめてみましょう。
Visual C++を起動して、次のようなForm1を作りましょう。
Form1
最後のところは、textBoxでなく、Labelでも構いません。
Form1のデザインやプログラム内容は、
学習の趣旨にあっていれば自由に変更して頂いて結構です。
さて、Form1が出来たら実行をダブルクリックして
コード
プログラミングをして、F5押してビルドし実行のボタンをクリックしてみると、
Form1と確かに1+2+3の合計6が表示されています。
何故
int w;
w=0;
w=w+1;
w=w+2;
w=w+3;
textBox1->Text=w.ToString();
で正しく計算されるのでしょうか。
各自考えて下さい。




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