第3講 数字を入れる箱を活用しよう
第2話 バイト型=最も小さい箱の活用

それでは、最も小さい箱であるバイト型を活用してみましょう。
バイト型の箱を2つ用意して、
次のように、それぞれの箱に異なる数字を入れて、
2つの数字を足したり、引いたりするマクロを考えてみてください。

などについては、Cellsを2回利用してください。
a=は文字で、12は数字です。
文字の場合と数字の場合では、右辺に違いがありましたね。
解答例は、例によって30行下に示します。



























解答例
Private Sub CommandButton1_Click()
  Dim a As Byte, b As Byte
  a = 12
  b = 3
  Cells(6, 1) = "a="
  Cells(6, 2) = a
  Cells(7, 1) = "b="
  Cells(7, 2) = b
  Cells(8, 1) = "a+b="
  Cells(8, 2) = a + b
  Cells(9, 1) = "a-b="
  Cells(9, 2) = a - b
End Sub

さて、ここで問題です。
最も小さい箱(バイト型)は0から256までの整数しか扱えません。
上のプログラムにおいて
Private Sub CommandButton1_Click()
  Dim a As Byte, b As Byte
  a = 12
  b = 15
  Cells(6, 1) = "a="
  Cells(6, 2) = a
  Cells(7, 1) = "b="
  Cells(7, 2) = b
  Cells(8, 1) = "a+b="
  Cells(8, 2) = a + b
  Cells(9, 1) = "a-b="
  Cells(9, 2) = a - b
End Sub
と変更するとどうなると思いますか。
答えは次話で。


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