第2講 文字を入れる箱を活用しよう
第6話 =の意味
Private Sub CommandButton1_Click()
Dim a As String
a = "太郎は"
Cells(6, 1) = a
a = a + "賢い"
Cells(7, 1) = a
End Sub
エクセルの実行画面
もし、=が数学の=なら、
a = a + "賢い"
という式はあり得ません。
数学の=なら右辺のaを移行して、
0 = "賢い"
とおかしなことになってしまうのです。
=は、等しいではなく、
a="太郎は";
は、aというラベルの貼ってある箱に、"太郎は";を入れなさいです。
ですから、
a = "太郎は"
は、実際には
a←"太郎は";
のようにイメージした方がよいのです。
さて、では
a = a+"賢い"
はなんでしょうか。
実は、これは
a = "太郎は"+"賢い"
と同じです。つまり、
a = a+"賢い"
は、aの箱から『太郎は』を取り出しそれに『賢い』を加えなさい、
そして改めてaの箱に入れなさいの命令なのです。
a = a+"賢い"
は、実際には
a←a+"賢い";
をイメージした方がよいのです。
a = "太郎は"
は
a ← "太郎は"
ですし、Cells(6, 1) = a
は
Cells(6, 1) ← a
です。ただし、Cells(6, 1) = aの場合は、
箱の中身を参照して(取り出して)から入れるになります。
=とは等しいではなく入れるが正しい意味なのです。
では演習しましょう。
今回学んだことを生かして、実行ボタンを押すと、
次のように表示されるマクロを作りましょう。
演習問題1
演習問題2
演習問題3
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