第１話 if文とは?
class y{
public static void main(String args[]){
A;
B;
C;
・
・
・
}
}
プログラムというのは、文の順番に上から下に直線的に流れていきます。
つまり、Ａ→Ｂ→Ｃ→・・・
これをもし性格診断のように分岐させることができれば、より複雑なプログラムを組むことができます。
この分岐させるための命令文がif文です。
if文には２種類あって
if (条件式 ){
A;
}
と
if (条件式){
A;
}
else{
B;
}
です。
１番目のif文は、条件式が正しいときだけ命令Aを実行します。
２番目のif文は、条件式が正しいとき命令Aを実行し、正しくないときは命令Bを実行します。
１番目のif文の流れ図(フローチャート)は、
２番目のif文の流れ図は
となります。
具体的には、
if(w < 100){
w = w + i;
}
はwが100未満ならw = w + iを実行しなさいです。
if(w < 100){
w = w + i;
}
else{
w =w * i;
}
はwが100未満ならw = w + i、wが100未満でないならw = w * iを実行しなさいという命令になります。
尚、if文は複数の命令も実行させることができます。
if(条件式){
A;
B;
C;
}
これは条件式が正しいとき、AとBとCの3つの命令を実行させる場合です。
また、
if(条件式){
A;
B;
C;
}
else{
D;
E;
}
なら、条件式が正しいときはAとBとCを、正しくないときはDとEを実行しなさいとなります。
このif文とfor文を組み合わせれば、どんな複雑なプログラムも組むことができることが証明されています。
うまく組み合わせれば、将棋の羽生名人（羽生は破れましたが、いつか必ず名人に復帰すると予言しておきます。)
を破るプログラムを作成することも理論的には可能なのです。
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