第4講 for文を理解しよう
第4話 さまざまな演算の解答例
① 2+4+6+・・・+200の解答例
void f1(){
int a,i;
a=0;
for(i=2;i<201;i=i+2){
a=a+i;
}
cout<<"2から200までの偶数の和="<<a<<endl;
}
別解答例
void f1(){
int a,i;
a=0;
for(i=1;i<101;i++){
a=a+i;
}
cout<<"2から200までの偶数の和="<<2*a<<endl;
}
つまり、(1+2+3+・・・+100)×2を計算させたわけです。
プログラムは、正解は1つではありません。ですから、あくまで解答例です。
② 1×2×3×・・・×10の解答例
void f1(){
int a,i;
a=1;
for(i=1;i<11;i++){
a=a*i;
}
cout<<"1から10までの積="<<a<<endl;
}
解説
かけ算の場合、最初の値(初期値といいます)は1でなければなりません。
0だと何をかけても0のままですよね。
③ 5+8+11+・・・+305
void f1(){
int a,i;
a=0;
for(i=5;i<306;i=i+3){
a=a+i;
}
cout<<"初項5、公差3、末項305の等差数列の和="<<a<<endl;
}
④ (5+7+9+・・・+101)×(100+97+94+・・・+1)の解答例
void f1(){
int a,b,i;
a=0;
b=0;
for(i=5;i<101;i=i+2){
a=a+i;
}
for(i=100;i>0;i=i-3){
b=b+i;
}
cout<<"(5+7+9+・・・+101)×(100+97+94+・・・+1)の答="<<a+b<<endl;
}
⑤ 2×5×8×11×14+2×4×6×8×10の解答例
void f1(){
int a,b,i;
a=1;
b=1;
for(i=2;i<15;i=i+3){
a=a*i;
}
for(i=2;i<11;i=i+2){
b=b*i;
}
cout<<"2×5×8×11×14+2×4×6×8×10の答="<<a+b<<endl;
}
最後に、課題を出してこの話を閉じましょう。
課題 次のプログラムをfor文を使い組んでください。
① コンソール画面に
となるようにしてください。
② 8+13+18+23+・・・の計算を合計が1000を超えない範囲で実行してその答えを出してください。
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