第1講 始めようVisual Basic!
第5話 Labelの活用
今話ではLabelを活用してみましょう。
ツールボックスのLabelをクリックした後、Form1の適当な位置でクリックして下さい。
すると、Label1が張り付きます。
Label1は文字や数字を表示させるためのものです。
Label1を貼り付けたら、Form1.vbをクリックして、
プログラムコード入力画面にして下さい。
コード(プログラミングの文章)を少し変更します。
MsgBox("こんにちは!")をLabel1.Text = "こんにちは!"に変更してから、ファンクションキーのF5を押して下さい。
ソフトが起動したら実行ボタンを押してみましょう。
Label1が「こんにちは!」に変わりました。×でソフトを閉じてから、
Label1.Text = "こんにちは!"の「こんにちは!」を「Visual Basicの世界のようこそ!」に変更してビルドすると、
となります。
では、皆さんいろいろ実験してみましょう。
プログラミングコードLabel1.Text = "Visual Basicの世界にようこそ!"の意味を説明しましょう。
Label1.Textの.は『の』を意味しします。ですから、Label1.TextはLabel1のTextを意味します。
ではTextとは何でしょうか。一度お目にかかっていますね。ただし、お目にかかったのはButtonのときですが、
Labelでも同じです。
Form1.vb[デザイン]をクリックしてForm1を出しましょう。
そして、Label1をクリックしてから、Label1のプロパティを見てください。下の方にスクロールしていくと、
Textが出てきて、Label1となっています。このLabel1を消して、こんにちは!と入力して下さい。
そして、Form1をクリックすると、Label1が「こんにちは!」に変わりました。
Label1.Text = "こんにちは!" はこれと同じ操作をしているのです。
つまり、Label1のプロパティのTextに「こんにちは」を代入しなさいという命令なのです。
文字は""で囲む決まりになっています。
さて、課題を出して今話を終了とします。
Labelをいくつか貼り付けて、ビルドして実行ボタンを押すと
となるソフトを作りましょう。
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