第4講 同じこと(同様なこと)の繰り返し
第2話 For文による1+2+3+4+5+6+7+8+9+10のプログラミング


解答例
Private Sub CommandButton1_Click()
  Dim w As Byte, i As Byte
  w = 0
  For i = 1 To 10
    w = w + i
  Next
  Cells(6, 1) = "1+2+3+4+5+6+7+8+9+10の計算結果は?"
  Cells(7, 1) = "その答えは"
  Cells(7, 2) = w
End Sub


解説
大変難しいですね。
ですからコンピュータの動きを追ってみましょう。
和のトレース
です。
確かに、1+2+3+4+5+6+7+8+9+10が計算できていることがわかります。

さて、演習問題で練習しましょう。
以下の問題では256を越えることもありますので、
箱は、必要に応じて整数を入れる箱(Integer型)に変更してください。
演習問題①
3+4+5+・・・+88

  For文の変化の幅は、Stepをつけることによって変えることができます。
  例えば、
   For i =2 To 10 Step 2
       ・
       ・
       ・
   Next
  とするとiは、2→4→6→8→10と変化しながら同じことを繰り返します。
   For i =5 To 1 Step -1
       ・
       ・
       ・
   Next
  とするとiは、5→4→3→2→1と変化しながら同じことを繰り返します。

演習問題②
2+4+6+・・・+100
演習問題③
4+7+10+・・・+301
演習問題④
1000+995+990+・・・+5
(wの方は、合計がInteger型の限界値32,767を越えますので、
長整数型(Long型)の箱にしてください。)

専門用語を覚えよう!
コンピュータの1行1行の動きを追うことを
トレースといいます。



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