第20講 if文以外のループ処理  
第5話 do...while文による素数探索シングルスレッド版の書き換え
次のように素数探索シングルスレッド版を書き換えると、
どうなるでしょうか。
#include<iostream>
#include<math.h>
using namespace std;
using namespace System;
int cn;
void f(int a);
char h(int a);
int main(){
  int n;
  DateTime^ hj=DateTime::Now;
  cout<<"素数の探索範囲をキーボードから入力してください。"<<endl<<"n=";
  scanf("%d",&n);
  cn=1;
  f(n);
  DateTime^ ow=DateTime::Now;
  TimeSpan sa=ow->Subtract(*hj);
  cout<<"1から"<<n<<"までの素数の総数は"<<cn<<"です。"<<endl;
  cout<<"計算時間は"<<sa.TotalSeconds<<"秒です。"<<endl;
}
void f(int a){
  int i=3;
  //cout<<"2"<<" ";
  do{
    if(h(i)){
      //cout<<i<<" ";
      cn++;
    }
    i+=2;
  }while(i<=a);
  //cout<<endl;
}
char h(int a){
  int i=3;
  do{
    if(a%i==0)return(0);
    i+=2;
  }while(i<=(int)sqrt((double)a));
  return(1);
}
実行結果
c++
while文の版と比較すると
入門
数字が1つ少なくなっています。
実は、do...while文版の方はある数をカウントから漏らしています。
そのため実数より一つ少なくなってしまうのです。
何がカウントされていないかわかりますか。
そして、原因が何であるかわかりますか。




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