第15講 関数の再帰的呼び出しによる順列の作成
第10話 順列作成プログラムの解説6(2個目の順列の生成・表示)
コード再掲
#include<iostream>
using namespace std;
void f1(int g);
void f2();
int n,cn;
int a[20];
int main(){
   cout<<"何次順列を作成させるのかキーボードから入力してください。"<<endl;
   cout<<"次数=";
   scanf("%d",&n);
   cn=0;
   f1(0);
   cout<<"順列が"<<cn<<"個できました。"<<endl;
}
void f1(int g){
   int i,j,h;
   for(i=1;i<n+1;i++){
     a[g]=i;
     h=1;
     if(g>0){
       for(j=0;j<g;j++){
         if(a[g]==a[j]){
           h=0;
           break;
         }
       }
     }
     if(h==1){
       if(g+1<n){
         f1(g+1);
       }
       else{
         cn++;
         f2();
       }
     }
   }
}
void f2(){
   int i;
   for(i=0;i<n;i++){
     cout<<a[i]<<" ";
   }
   cout<<endl;
}

2回目の3番目の人形のループ
   for(i=1;i<n+1;i++){
     a[g]=i;
によって、

となりますが、重複検査
     if(g>0){
       for(j=0;j<g;j++){
         if(a[g]==a[j]){
           h=0;
           break;
         }
       }
     }

に抵触して、第2回目のループで

となり重複検査を通過して
     if(h==1){
       if(g+1<n){
         f1(g+1);
       }
       else{
         cn++;
         f2();
       }
     }

の実行になります。g=2よりg+1=3でg+1<nすなわちg+1<3は偽ですので、
else文が実行され
         cn++;
         f2();

カウンターが2となり、表示関数f2が呼び出され2個目の順列がコンソール画面に表示されます。
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