第4講 if文の学習
第6話 データのランダム発生による成績一覧表の作成準備
DataGridViewが整備できたらいよいよコーティング作業です。
実行をダブルクリックして、プログラミングしましょう。
まだ、変数の配列(添え字付き変数)を勉強していませんので、
データはすべてDataGridViewに書き込み、
読む込むときもDataGridViewからとします。
最初に
for(i=0;i<45;i++)dataGridView1->Rows->Add(); //45行追加
で45行追加します。
理由は、40人のデータに加えて、合計、平均、最高点、最低点を入れるからです。
1行目は、番号、国語、社会、数学、理科、英語、合計、平均、最高点、最低点、合否、講評と入れましょう。
2行目以降は、第3講で学んだfor文を活用して、出席番号とランダムデータを入れていきます。
42行目には、合計
43行目には、平均
44行目には、最高点
45行目には、最低点
が表題とともに出るようにします。
コーティング例
#pragma endregion
private: System::Void button1_Click(System::Object^ sender, System::EventArgs^
e) {
int i,j,max,min,w; //申し訳ありません。本日(2011/04/28)訂正させていただきました。
//45行加える
for(i=0;i<45;i++)dataGridView1->Rows->Add();
//1行目 列見出し
dataGridView1[0,0]->Value =L"番号 ";
dataGridView1[1,0]->Value =L"国語 ";
dataGridView1[2,0]->Value =L"社会 ";
dataGridView1[3,0]->Value =L"数学 ";
dataGridView1[4,0]->Value =L"理科 ";
dataGridView1[5,0]->Value =L"英語 ";
dataGridView1[6,0]->Value =L"合計 ";
dataGridView1[7,0]->Value =L"平均 ";
dataGridView1[8,0]->Value =L"最高点 ";
dataGridView1[9,0]->Value =L"最低点 ";
dataGridView1[10,0]->Value =L"合否 ";
dataGridView1[11,0]->Value =L"講評 ";
//出席番号とランダムデータの発生
for(i=1;i<=40;i++){
dataGridView1[0,i]->Value =i+L" ";
for(j=1;j<=5;j++){
dataGridView1[j,i]->Value =rand()%101;
}
}
//42行から45行 行見出し
dataGridView1[0,41]->Value =L"合計 ";
dataGridView1[0,42]->Value =L"平均 ";
dataGridView1[0,43]->Value =L"最高点 ";
dataGridView1[0,44]->Value =L"最低点 ";
}
};
}
では皆さん、残りの空いているDataGridViewを埋めるプログラミングをしてください。
講評の幅は小さすぎるので広げてください。
ではランダムデータができたら、いよいよ成績処理です。
とりあえず各個人の合計、平均、合否、講評(5段階評価、点数区分とコメントは自由)
と各教科の合計、平均を表示させるプログラムを組みましょう。
DataGridViewから値をもらい変数に収納するときは、
w=(int)(dataGridView1[j,i]->Value);
のようにキャスト(強制的に型を変換する)しなければなりませんでしたね。
ではプログラムを組んでみましょう。
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