第25講 n進数を10進数に翻訳する
第2話 n進数翻訳演習解答
110011(2)
1×2の5乗+1×2の4乗+0×2の3乗+0×2の2乗+1×2+1
=32+16+0+0+2+1
=51
12022102(3)
1×3の7乗+2×3の6乗+0×3の5乗+2×3の4乗+2×3の3乗+1×3の2乗+0×3+2
=1×2187+2×729+0×243+2×81+2×27+1×9+0×3+2
=2187+1458+0+162+54+9+0+2
=3872
634251(7)
=6×7の5乗+3×7の4乗+4×7の3乗+2×7の2乗+5×7+1
=6×19807+3×2401+4×343+2×49+5×7+1
=100842+7203+1372+98+35+1
=109551
AFD542D(16)
(ただし、A=10,B=11,C=12,D=13,E=14,F=15です。
これは実際に16進数表示で使われているものです。)
A×16の6乗+F×16の5乗+D×16の4乗+5×16の3乗+4×16の2乗+2×16+C
=10×16の6乗+15×16の5乗+13×16の4乗+5×16の3乗+4×16の2乗+2×16+12
=10×16777216+15×1048576+13×65536+5×4096+4×256+2×16+12
=167772160+15728640+851968+20480+1024+32+12
=184374316
すごく計算が面倒でしたね。
ですが、演習は絶対に欠かすことはできません。
プログラミングにおいて一番大切なことは、
物事の本質を掴むことであるからです。
強い将棋ソフトを作るためには、
プログラマーが将棋を徹底的に研究しておく必要があります。
将棋の初心者が作ったボナンザが将棋世界選手権で優勝したのは、
唯一の例外で、それ以外の優勝ソフト開発者はすべて高段者です。
さて、プログラミングに入りましょう。