第35講 10進数をn進数に翻訳する△
第1話 10進数をn進数にするやり方
例えば53を2進数に翻訳せよと要求されたらあなたはどうしますか。
実は有名な方法があります。
の左にはその右の数字を2で割ったときの余りを入れます。
そして、の下には商を入れます。
53÷2=26・・・1
26÷2=13・・・0
13÷2=6 ・・・1
6÷2=3 ・・・0
3÷2=1 ・・・1
そしてここまで来たら、
赤囲いの数字を逆順に並べます。
つまり、
110101
です。これが53を2進数に翻訳したものです。
(これは
53÷2=26・・・1
26÷2=13・・・0
13÷2=6 ・・・1
6÷2=3 ・・・0
3÷2=1 ・・・1
1÷2=0 ・・・1
と商が0になるまで割り算を実行して、
余りを逆順に並べたものと表現しても同じです。
むしろ、プログラミングの際にはこちらで考えた方が良さそうです。)
では3進数に翻訳するにはどうしたらよいでしょうか。
2進数に翻訳するときは、2で割った余りと商を求めましたが、
今度は3で割った余りと商を求めればよいのです。
ですから1222がその答えです。
ではユークリッド互除法と同じで本質を掴んでいただくために、
ここでも手で計算していただきます。
そして、その後にプログラミングに挑戦します。
問題
① 145を2進数に翻訳してください。
② 631を3進数に翻訳してください。
③ 1048を4進数に翻訳してください。
④ 5321を5進数に翻訳してください。
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