第8講 関数の学習その2  
第6話 文字型関数

例えば、
#include<iostream>
#include<string>
using namespace std;
using namespace System;
string f();
string g();
int main(){
   cout<<f()<<g()<<endl;
}
string f(){
   return("C言語の学習");
}
string g(){
   return("はとっても楽しい");
}
なら、入門となります。
このプログラムは、次のようにしても同じです。#include<iostream>
#include<string>
using namespace std;
using namespace System;
string f();
string g();
int main(){
   cout<<f()+g()<<endl;
}
string f(){
   return("C言語の学習");
}
string g(){
   return("はとっても楽しい");
}
実行結果
C


さて、関数という字がなぜ使われているのでしょうか。
それを明らかにするため、さらにコードを次のように変更してみましょう。
#include<iostream>
#include<string>
using namespace std;
using namespace System;
string f();
string g();
int main(){
   string a,b;
   a=f();
   b=g();
   cout<<a<<b<<endl;
}
string f(){
   return("C言語の学習");
}
string g(){
   return("はとっても楽しい");
}
実行結果は同じ基礎です。
   a=f();
aは関数fから、値を受け取ったのです。

でも普通の関数は、
   y=f(x);
ですよね。yが関数fから値を受け取っている、言い換えると関数fがyに値を返しているのです。
関数からmainに値を返すの、戻り値といいました。
正確にはmainである必要がありません。
呼び出された関数側が呼び出した関数に値を返しているのです。
では、関数を呼び出す関数側から呼び出される関数側に値を渡すことはないんでしょうか。
実は、あります。
じつは、
   y=f(x);
のxが呼び出す関数が呼び出される関数に渡す値です。
これを引数(ひきすう)といいます。




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