第26講 クラスの学習その1
第2話 コンソールアプリケーションによるクラス(組)の作成

皆さん第11講 関数と配列の第2話 コンソールアプリケーションの作成をクリックして、
コンソールアプリケーションを作成して、
次のようにコーティングして下さい。
#include<iostream>
#include<string>
using namespace System;
using namespace std;
struct K{
  char a[40],b[40],c[40];
}
;

void main(){
  K A;
  strcpy(A.a,"太郎");
  strcpy(A.b,"次郎");
  strcpy(A.c,"花子");


  cout<<"クラスA:" <<A.a<<" "<<A.b<<" "<<A.c<<endl;

  K B;
  strcpy(B.a,"梅子");
  strcpy(B.b,"凛子");
  strcpy(B.c,"一郎");


  cout<<"クラスB:" <<B.a<<" "<<B.b<<" "<<B.c<<endl;

}
実行画面


struct K{
  char a[40],b[40],c[40];
};
でクラスの型を決め、
  K A;
  strcpy(A.a,"太郎");
  strcpy(A.b,"次郎");
  strcpy(A.c,"花子");


  K B;
  strcpy(B.a,"梅子");
  strcpy(B.b,"凛子");
  strcpy(B.c,"一郎");

で具体化しています。
strcpy(a,b);
はbをaにコピーさせるものです。
型(雛形)から、A組とB組を作ったのです。
A組は、「太郎」「次郎」「花子」の3人から構成されています。
そして、B組は、「梅子」「凛子」「一郎」の3人から構成されるクラスです。
この具体化したA組やB組をインスタンスというのです。
クラスを具体化(インスタンスを発生))させるには、
K A;
とすればよいのです。
型KからインスタンスAが発生したのです。
抽象Kから具体Aが生まれたのです。
猫一般から、ミケが発生するように、抽象的なものから具体的なものが実現したのです。

そして、AのaにアクセスするにはA.aを使えばいいのです。
このようにして型から何クラスでも発生させることが出来ます。
void main(){
  K A;
  strcpy(A.a,"太郎");
  strcpy(A.b,"次郎");
  strcpy(A.c,"花子");

  cout<<"クラスA:" <<A.a<<" "<<A.b<<" "<<A.c<<endl;

  K B;
  strcpy(B.a,"梅子");
  strcpy(B.b,"凛子");
  strcpy(B.c,"一郎");

  cout<<"クラスB:" <<B.a<<" "<<B.b<<" "<<B.c<<endl;

  K C;
  strcpy(C.a,"英二");
  strcpy(C.b,"尚子");
  strcpy(C.c,"良太");

  cout<<"クラスC:" <<C.a<<" "<<C.b<<" "<<C.c<<endl;

  K D;
  strcpy(D.a,"淳子");
  strcpy(D.b,"純太");
  strcpy(D.c,"直美");

  cout<<"クラスD:" <<D.a<<" "<<D.b<<" "<<D.c<<endl;
}

現在型には、名前の変数しかありません。
性別の変数も加え、実行画面が次のようになるように変更して下さい。



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