第4講 If文の学習
第1話 If文とは?
Public Class Form1
Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As
System.EventArgs) Handles Button1.Click
A
B
C
・
・
・
End Sub
End Class
プログラムというのは、文の順番に上から下に直線的に流れていきます。
つまり、A→B→C→・・・
これをもし性格診断のように分岐させることができれば、より複雑なプログラムを組むことができます。
この分岐させるための命令文がIf文です。
If文には2種類あって
If 条件式 Then
A
End If
と
If 条件式 Then
A
Else
B
End If
です。
1番目のIf文は、条件式が正しいときだけ命令Aを実行します。
2番目のIf文は、条件式が正しいとき命令Aを実行し、正しくないときは命令Bを実行します。
1番目のIf文の流れ図(フローチャート)は、
2番目のIf文の流れ図は
となります。
具体的には、
If w < 100 Then
w = w + i
End If
はwが100未満ならw = w + iを実行しなさいです。
If w < 100 Then
w = w + i
Else
w =w * i
End If
はwが100未満ならw = w + iそうでないならw = w * iを実行しなさいという命令になります。
尚、If文は複数の命令も実行させることができます。
If 条件式 Then
A
B
C
End If
これは条件式が正しいとき、AとBとCの3つの命令を実行させる場合です。
また、
If 条件式 Then
A
B
C
Else
D
E
End If
なら、条件式が正しいときはAとBとCを、正しくないときはDとEを実行しなさいとなります。
このIf文とFor文を組み合わせれば、どんな複雑なプログラムも組むことができることが証明されています。
うまく組み合わせれば、将棋の羽生名人を破るプログラムを作成することも理論的には可能なのです。