魔方陣その11の原理

 次のような表を考え、中に1から4までの数字を入れるとしますと、

 

 

 

 

全部で4!=24通りできることになります。

 

1

2

3

4

 

1

2

4

3

 

 

 

 

 

1

3

2

4

 

1

3

4

2

 

1

4

2

3

 

1

4

3

2

 

2

1

3

4

 

2

1

4

3

などです。これらを適当に組み合わせれば、縦横斜めの合計が同じになるようにすることができます。

例えば、次のような組み合わせです。

3

4

2

3

1

2

1

2

1

4

3

4

4

2

3

1

4

1

3

1

2

4

2

3

1

4

4

2

1

3

3

2

3

1

4

2

これに3方陣を組み合わせれば、6方陣を作ることができます。

 

上の升の各数字に、それに対応する3方陣の升の数字から1を引いて4をかけたものを加えます。

一番左上を例にとると、

+(−1)×4=31

また、1行目3列目を例にとると、

+(−1)×4=

 

31

32

2

3

21

22

29

30

1

4

23

24

12

10

19

17

28

25

11

9

18

20

26

27

13

16

36

34

5

7

15

14

35

33

8

6

です。6方陣ができていることをご確認ください。

プログラムでは、24通りの各表を細胞や要素などと名付け、細胞のすべてを作り出し、

次にそれらを組み合わせて、縦横斜めの合計が一致するものを作り出し、偶数方陣を作成しています。




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