偶数方陣の一般的作成方法第３の方法で１０方陣を作る

偶数方陣の一般的作成方法第３弾で１０方陣を作る。

部品１

1	12	15	6
8	13	10	3
14	7	4	9
11	2	5	16

部品２

19	5	13	33	18	23
17	7	11	30	15	31
9	28	21	16	8	29
35	27	22	4	20	3
6	10	32	26	36	1
25	34	12	2	14	24

部品３

1	2	3	24	23	22
21	20	19	4	5	6
18	17	16	7	8	9
10	11	12	15	14	13

１０＝６＋４で４方陣が１つしかないから、

不可能だと思っている方いませんか。

でもできるんですよ。

だからこそ偶数方陣の一般的作成方法と銘打っているのです。

実は、部品１や部品３で作ったパーツは分割して使えるのですよ。

部品１で作ったパーツは４分割、部品３で作ったパーツは２分割して使います。

まず、部品から１０方陣の４つのパーツを作ってみましょう。

パーツ１は部品１から作ります。部品１の８より大きい数字には８４を加えればパーツ１

1	96	99	6
8	97	94	3
98	7	4	93
95	2	5	100

ができます。

パーツ２，３は部品３から作ります。

パーツ２は部品３の１２以下の数字には８を加え、１２より大きい数字には６８を加えて作ります。

9	10	11	92	91	90
89	88	87	12	13	14
86	85	84	15	16	17
18	19	20	83	82	81

パーツ３は部品３の１２以下の数字には２０を加え、１２より大きい数字には５６を加えて、

さらに縦横を転置してできます。

21	77	74	30
22	76	73	31
23	75	72	32
80	24	27	71
79	25	28	70
78	26	29	69

最後のパーツは部品２のすべての数字に３２を加えればできます。

51	37	45	65	50	55
49	39	43	62	47	63
41	60	53	48	40	61
67	59	54	36	52	35
38	42	64	58	68	33
57	66	44	34	46	56

問題はこれらのパーツをどのように埋め込むかです。

パーツ１は４分割し、パーツ２，３は２分割し以下のように埋めればよいのです。

では数字を入れてみましょう。

1	96	9	10	11	92	91	90	99	6	505
8	97	89	88	87	12	13	14	94	3	505
21	77	51	37	45	65	50	55	74	30	505
22	76	49	39	43	62	47	63	73	31	505
23	75	41	60	53	48	40	61	72	32	505
80	24	67	59	54	36	52	35	27	71	505
79	25	38	42	64	58	68	33	28	70	505
78	26	57	66	44	34	46	56	29	69	505
98	7	86	85	84	15	16	17	4	93	505
95	2	18	19	20	83	82	81	5	100	505
505	505	505	505	505	505	505	505	505	505

と見事に完成しました。

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