第1章 プログラミングを体験しよう!
第1話 講義方針と目的

本講義の基本方針と他にない特徴及び目的を第1章第1話で説明していきます。

まず、私の現状認識から。

IT社会は他に類を見ないほどカタカナ乱発社会です。

そして、変数名や関数名を長い英単語で書いて表現します。

この二つが初心者にとってプログラミングを難しくしている大きな壁です。

幸いにしまして、C言語やC++では変数名や関数名が漢字で書けるようになりました。

変数や関数なんて苦手だと思う必要はさらさらありません。

変数は数字や文字等のデータを入れる箱にすぎませんし、

C言語やC++では細胞=プログラムを構成する単位を関数というのです。

そして、学生時代に苦手だと思っていた変数や関数は大変興味深いものであることが、

C言語やC++を学ぶと理解できることを最初に断言しておきたいと思います。

その前に

C++って何よ?

C言語って何よ?

と多くの方が感じていると思います。

C言語は1970年代に開発されたプログラム言語で、

C++は1890年代当初にC言語を拡張したものです。

300を超えるプログラム言語が開発されており、

日々新しい言語が開発されていて、

日進月歩のプログラムの世界では、

両言語とも古い言語といえます。

ですが、プログラミングの本質を学ぶことができる最強の言語であると断言しても間違いではありません。

例えば、メモリの使用にも解放にも自分でやらなければならない点があります。

他の言語では自動化されてきていて利点のように見えますが、

欠点でもあるのです。

プログラムが重くなってしまうわけです。

両言語は最速演算速度(演算とは計算のことです)を誇る言語であり、

ゲームプログラミングや科学技術計算においてもっとも使われており、

最速演算という意味でも最強の言語です。

VBAで開発していてヒント数20になると数独生成に18時間かかっていたものが、

C++で開発し直して数秒で生成できたときは驚きました。

C言語やC++が最速演算言語であることは誰も否定しないでしょう。

尚、VBAの例を出したのはVBAをバカにしているわけではありません。

本サイトではC++とともにVBA(エクセルやワードに添付されているプログラム開発ツール)も使います。

結果をExcelシートに出力するためです。

VBAをバカにする文化にも私は疑問を抱いています。

本講義の最終目的は、数独自動生成ソフトの開発にあります。

数独自動生成ソフト開発という仕事は簡単な仕事ではなく、

いろいろな基礎を勉強した後でなければ開発は不可能なものです。

ということは数独自動生成ソフトを開発するということは、

C言語やC++の基礎を一通り学べることを意味します。

最初の話題に戻ります。

本講義は、基本カタカナと長い英単語は使いません。

使う場合には必ず()内に漢字で内容がイメージできるようにします。

変数名や関数名を長い英単語で書かれると、

初心者はそこに意味があると思ってしまいます。

変数名・関数名自体には、他と区別する以外の意味はありません。

犬と呼んだのでは、

我が家のペットの犬と他の家のペットと区別できませんし、

野良犬とも区別できません。

そこでポチと呼んだりハチと呼んだりするわけです。

ポチとハチには他の犬と区別する以外に名前に意味がないのと同じで、

変数名自体や関数名自体には意味はありません。

ただの名前です。

ペットにポン太などと名前を付けると愛情の対象になるという意味は確かにありますが、

プログラミングにおいては変数や関数に愛情を感じてしまう人はいませんから、

変数名と関数名自体には他と区別する以外の意味はないのです。

初心者は長い英単語で書かれるとそこに意味があると思ってしまうことに、

ほとんどの解説書や解説サイトを書いている人たちには、

思い至っておりませんが初心者はすべて同じく書かないと動かないと考えてしまうのです。

ですが、そんなことはもちろんありません。

所詮名前ですから自由につけられます。

もちろん、禁則もありますがおいおい説明していきます。

そこで、本サイトにおいては変数名も関数名も漢字にします。。

さらに、本サイトにはプログラミングを1行1行説明していくという特徴があります。

それをやると大半な分量であり、私にとって大変な作業ですが、

1行1行の意味、

その時にコンピュータが何をしているのか、を説明していきます。

16年前に『世界でもっともわかりやすいVC++講義』を始めましたら、

Googleランキングが最初は300位(そのころは350ぐらいまでランキングされていました)以下だったのに、

あっという間にランキングが上がり、

『VC++ 入門』で2週間後にはなんと第一位に昇り詰めました。

驚いたのは『VC++ 初心者』で検索すると第一位から第12位まですべて私のサイトのページだったのです。

意味を漢字で説明することとコンピュータの動きを丁寧に追う、

という方針が世に受け入れられたのです。

今では、私から学びカタカナや長い英単語を使わないで説明している人も出てくる時代になりました。

VC++というのはVisual Studio C++の略です。

Visual Studioというのはマイクロソフトが開発した統合開発環境のことです。

有料版もありますが、

プログラミング歴36年の私でも無料版で十分です。

統合開発環境とはずいぶん難しい単語だと思うかもしれませんが、

プログラミングをするときには言語以外いろいろなツールを必要とします。

それらを一つにまとめたものを統合開発環境といいます。

ですから、最初にやるべきことはVisual Studioの無料版を手に入れることです。

具体的な手順は第1章第2話で説明します。

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