前ページにおいては、
の場合について考えた。このページでは、
の場合について考えることにしよう。
![]()
の両辺をy≠0としてyで割ると、

ここで、
,
とおくと、
![]()
を仮定しているので、

z>0とすると、

Z,Xを元に戻して、

両辺にyをかけると、

ゆえに、aが平方数ならば適当な自然数x,yについて、zは自然数である。よって、
の自然数解
は無限に存在する。なお、aが平方数である場合
からcも平方数である。
自然数解のいくつかを示してみよう。
a=4,b=12,c=9のとき、
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の解は,
であり、
@
x=1,y=1のとき、(1,1,5)
A
x=2,y=3のとき、(2,3,13)
B
x=3,y=2のとき、(3,2,12)
C
x=4,y=5のとき、(4,5,23)
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