基礎研究(数独のセオリー)

セオリー4 反照列・行排除法(ライン反照排除法)

これは排除法の一種ですが、やや高度です。
2段の手続きによって決まるからです。
反照は反射を思い浮かべてください。

例1

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2 4 5
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これは次の2段手続きで決まります。

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2 4 5
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まず、ピンク上に6が入ることがわかります。その結果両ダブル排除となり、

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6
2 4 5
6

赤いセルには6しか入らないことがわかります。

のような行排除を反照行排除と名付けます。
なぜ反照かと言いますと、

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2 4 5

跳ね返っているからです。


例2

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2 5
6

今度は3段手続きで決まります。

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6
2 5
6

まずシングル排除によって、薄緑には6が入らないことがわかります。
以下は例1と同じ手順をたどります。

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6
2 5
6

まず、ピンク上に6が入ることがわかります。その結果両ダブル排除となり、

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6
2 5
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赤いセルには6しか入らないことがわかります。繰り返します。

を行反照排除と定義します。

例3

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5
1 4
6 2
7 9

今度は4段手続きで決まります。

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5
1 4
6 2
7 9

シングル行排除によって薄緑に6が入らないことがわかります。

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5
1 4
6 2
7 9

すると、オレンジに6が入ることがわかり、列ダブル排除によって

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6
5
1 4
6 2
7 9

薄いピンクに6が入らないことがわかります。なので、よってシングル行排除と反照行排除とダブル列排除によって

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6
6
5
1 4
6 2
7 9

赤にしか6が入らないことが確定します。

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