第7講 Do While〜Loop文(繰り返し処理2)
第1話 Do While〜Loop文による1から10までの和
ループ処理(繰り返し処理)には、For文以外に何種類かあります。
その一つがDo While〜Loop文です。
基本構造は、
Do While 条件式
・
・
・
Loop
です。このループは条件式が正しい間繰り返され、
条件式が正しくなくなるとループを抜けます。
小学生のために解説しておきますと、
Doは行えという命令を表します。
Whileは『間』、Loopは『繰り返し』の意味です。
だから、条件式が正しい間は、繰り返しを行いなさいという意味になるのです。
例えば、1から10までの和を求めるプログラムであれば、
wa = 0
i = 1
Do While i < 11
wa = wa + i
i = i + 1
Loop
Cells(6, 1) = wa
です。
ロープはiが11未満のときは繰り返されます。
サンプル701参照
トレースしてみましょう。
wa | i | |
ループ前 | 0 | 0 |
第1回目 | 0 | 1 |
第2回目 | 1 | 2 |
第3回目 | 3 | 3 |
第4回目 | 6 | 4 |
第5回目 | 10 | 5 |
第6回目 | 15 | 6 |
第7回目 | 21 | 7 |
第8回目 | 28 | 8 |
第9回目 | 36 | 9 |
第10回目 | 45 | 10 |
第11回目 | 55 | 11 |
第11回目にiが11になってループを抜けます。
したがって、このプログラムは、
wa = 0
For i = 1 To 10
wa = wa + i
Next
Cells(6, 1) = wa
とまったく同じであることがわかると思います。
では皆さん、
@ 10+11+12+・・・+200
A 5+8+11+・・・+305
B 2+4+6+・・・+300
C 6+11+16+・・・+556
を計算するプログラムをDo While〜Loop文で考えてみましょう。
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