第5講 第4講で完成させたプログラムコードの解説
第9話 Ⅱ.そもそもそのキャンセルとは何か②
この図から座標(0, 2)の候補数字を考えましょう。
前話解説した通り赤のセルのリストは{3} 候補数字数 1 でした。
この部分解析を行った理由はオレンジのセルに 2 を代入した際の影響を考えるものでした。
具体的には同じ行・同じ列・同じブロックのセルに候補数字に 2 が入っている場合は外し、
候補数字数も減らすという作業でした。
逆部分解析とは
座標(0, 1)に 2 を代入した結果影響を受けてリスト(候補数字)が変わってしまったものを
復元するものです。
{3} 候補数字数 1 → {2, 3} 候補数字数 2
赤の単セル解析 = 局所解析をすれば当然元に戻ります。
前に逆部分解析に二つの方法で逆部分解析に成功して2番目の方を使えば、
速くなるだろうと書きましたが、
実際には速くなりませんでしたし復元も完全にはできていませんでしたので、
前言を撤回します。
結局単セル解析 = 局所解析でやるのが正しいようです。