タマネギ法解説その2


今まで最低次数の魔方陣は3次であると言ってきたけど、
この考え方を訂正しよう。

この方陣は、一辺しかないけど、
行合計や列合計や対角線合計はすべて1だ。
だから、これは魔方陣と考えるべきだ。
そう考えると、1次魔方陣が存在することになる。
ということは2次魔方陣が存在しないだけで、
残りのすべての次数で魔方陣が存在することになる。

a

2次魔方陣が存在しないことの証明は簡単だよ。
abcdには1234が入る。
ということは行や列や対角線の合計は(1+2+3+4)÷2=5なので
a+b=5・・・@
a+c=5・・・A
@−Aより
b−c=0
よって、b=c
これはabcdが異なる整数であるという条件に反する。
したがって、2次魔方陣は存在しない。