中抜き法第2弾その1



今回は、12次魔方陣を中抜き法で作成してみよう。

1 8 13 12
14 11 2 7
4 5 16 9
15 10 3 6

今回もすべてこれを使うが、各パーツごと異なる魔方陣を素材にしてもよい。
ただし、前回も注意したようにどの列・行・対角線も8以下と9以上が2個ずつある魔方陣でなければならない。
この条件を満たす4次魔方陣は、正確にはコンピュータに計算させたことはないが、
おそらく6,000個以上あると思われる。なぜなら4次魔方陣は、すべてで7,040個(鏡像なども異なるものと数えて)あるのだが、
そのほとんどが条件を満たしているからだ。前回も述べたが、条件を満たさないものは10個に1個程度である。
6,000個であると仮定して、中抜き法でできる12次魔方陣数を計算すると、
9×8×7×・・・×2×1×7,040の9乗=15414057160253400000000000000000000000000通り。
8で割って鏡像など取り除いても1926757145031680000000000000000000000000通りになる。
とてつもない数の12次魔方陣ができる。最初の9から1までのかけ算は、各パーツに任意の順番で入れられるからだ。

今回のパーツは、次の通り。




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