第3講 For文(繰り返し処理)
第2話 1+2+3+・・・+nを求めるソフト
B4に整数を入力してから実行ボタンを押すと、
消去ボタンを押すと、
を実現するコード例
Private Sub CommandButton1_Click()
Dim w As Long, i As Integer, n As Integer
n = Cells(4, 2)
w = 0 'wを0に初期化する
For i = 1 To n '和を算出
w = w + i
Next
Cells(5, 3) = w '和を表示
End Sub
Private Sub CommandButton2_Click()
Range("B4,C5").Select
Selection.ClearContents
Range("A1").Select
End Sub
参考ダウンロード添付ファイル
前話の
を実現するコード例
Private Sub CommandButton1_Click()
Dim w As Integer '和を累積していく整数型変数
w = 0 'wを0に初期化する
w = w + 1 '以下和を算出
w = w + 2
w = w + 3
w = w + 4
w = w + 5
w = w + 6
w = w + 7
w = w + 8
w = w + 9
w = w + 10
Cells(4, 2) = "1+2+3+4+5+6+7+8+9+10 =" '""内がそのまま表示される
Cells(4, 5) = w '和の表示
End Sub
Private Sub CommandButton2_Click()
Rows("4:2000").Select
Selection.ClearContents
Range("A1").Select
End Sub
ではソフトと呼べませんが、
今回は、1+2+3+・・・+nを求めるソフトであると堂々と言えます。
ですが、まだ汎用性が十分に広いとは言えません。
すこし、汎用性を広げて終わりの値だけでなくはじめの値も指示できるように変更しましょう。
すなわち、はじめの値をa、終わりの値をlとして、
a + (a + 1) + (a + 2)+・・・+l
を計算できるように変更しましょう。
変数型はaとlとiをInteger型として、
和を累積する変数wだけLong型としましょう。
B3にはじめの値a、D3に終わりの値lを入力してから実行ボタンを押すと、
消去ボタンを押すと、
となるようにしてください。
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