研究例題1解説その4

6 2 3 1 5
6 4 2 3
8 3 6 7
1 9 7 3 2
3 9 5
7 3 4 1
3 6
5 3 6 1
3 6 8 2 9

まず、4のライン排除です。

6 2 3 1 5
6 4 2 3
8 3 6 7
1 9 7 3 2
3 9 5
7 3 4 1
3 6
5 3 6 1
3 6 8 2 9

その結果4の入る候補は

のみとなるのです。
今回は確定ではありません。
候補が2つあるからです。

6 2 3 1 4 5
6 4 2 3
8 3 6 4 7
1 9 7 3 2
3 9 5
7 3 4 1
3 6
5 3 6 1
3 6 8 2 9

ですが重要な情報を与えてくれました。

4
4
3
5
1
6
2



のラインには
4が入らないのです。
すなわち、4のライン排除が発生します。
このように確定でなくても
ライン排除が発生する場合があることを覚えてください。

4
4


このような状況を
『4が割った』『4が割られた』と名付けます。
4のライン排除によって、
4の入る可能な枠が同一ラインの間を挟んだ
2つのセルに絞られるからです。
『4が割った』『4が割られた』結果

6 2 3 1 4 5
6 4 2 3
8 3 6 4 7
1 9 7 3 2
3 9 5
7 3 4 1
3 6
5 3 6 1
3 6 8 2 9

見事に確定セルが生じています。

6 2 3 1 4 5
6 4 2 3
8 3 6 4 7
1 9 7 3 2
3 9 5
7 3 4 1
3 6 4
5 3 6 1
3 6 8 2 9

実は、右上のブロックに注目すると、
右下のブロックのあるセルが確定します。
ヒントはリスト絞り込み法です。

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