足し算的手法(偶数次魔方陣の一般的作成方法)第3弾その3

さて、パーツ

















から考えよう。4次魔方陣にどんな加工を加えればよいだろうか。
1からはじめるので8以下はそのままでよい。
では、9以上には何を足せばよいだろうか。一番大きい数16が14×14=196になればよいのだから、
196−16=180を加えればよい。

5 4 195 190
191 194 1 8
2 7 192 193
196 189 6 3

次のパーツ









































に埋め込むためには、4-10准魔方陣をどう加工すればよいだろうか?

















に埋め込んだ中抜き4次魔方陣の数字の前半は1から8であった。つまり前半の最後は8であるから中抜き4-10准魔方陣は、9からはじめればよい。
したがって、20以下の整数には9を加えればよい。
また、中抜き4次魔方陣の数字の後半は、189から始まっているから中抜き4-10准魔方陣の最後は、188である。
よって、21以上の整数には188−40=148を加えればよい。

9 10 11 12 13 188 187 186 185 184
183 182 181 180 179 14 15 16 17 18
178 177 176 175 174 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 173 172 171 170 169

3番目のパーツは、前半は29からはじまるから20以下には28を加え、
後半の最後は168だから168−40=128を加える。

29 163 158 44
30 162 157 45
31 161 156 46
32 160 155 47
33 159 154 48
168 34 39 153
167 35 40 152
166 36 41 151
165 37 42 150
164 38 43 149